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第10話

5月中旬

これまた高いゾ看板!業者探しでも一苦労


刻一刻とオープン日が近づく中でこれまた悩みに悩んだ看板のお話。

これじゃラーメン屋…。決まらないデザイン。

 まずデザイン、というより色と材質。いっつも悩んでますが(^-^;、看板はお店の顔!ということで、とても重要。またまた頭を抱えました。。

 夫は昔から 「ログハウス風」のバイク屋を夢見てたので、たまたま見つけた看板屋の近くに飾ってあった木を使った味のある看板が気に入っていた。手作りの感じはステキだし、アットホームなお店の雰囲気的にも悪くないと思ったんだけど、弟が作ってくれたサンプルをみたら、お店の内装や白いフレームとのバランスがいまいちに感じた。

 明るい感じの木にすると、ロゴの色使いとの組み合わせがラーメン屋っぽくて笑ってしまった。ち、違う...

【看板イメージ図】ログハウス風看板とラーメン屋風看板

 それから、やっぱ遠くから目立たないとダメなんじゃないの?とか、もちろんお店のイメージとか、ロゴなんかとの兼ね合いもあって、ああだこうだと悩む。

【看板イメージ図】
その他のデザイン(一部)。

結論。無理に目立たせることを考える必要はないのだ

 見かねた弟が遠くから見たイメージのサンプルを作ってくれた。

 で、それを見ながら再度検討。結局のところ、ただの看板では隣のプロミスには勝てないということと(「赤い看板です」なんていうのは説明しやすいけど、「黄色い看板プロミス」の隣です、の方がわかりやすいかな、とか)、あまり遠いとどれでもあまり変わらないということ(T-T)、それから、バイク屋は通常バイクを店先に並べまくるわけだし、お店の名前の看板よりはそちらの方が目印になるな、ということで落ち着く。

 無理に目立たせることは考えなくてもよいと(もちろん、別に隠れ家的なバイク屋でないので(笑)目立つ方がいいに決まってます)。

【遠方から見たイメージ図】
白い看板と一番目立ちやすい(弟談)赤い看板の比較。違いはあるけど...

 あとはメーカーが立て看板とかノボリ(ちょっと格好悪いけど...)を提供してくれるらしいのでそれでカバーしよう!

デザインも決め!「何色にでも染まります」

 で、デザインは、「これだ!」という背景色案もなく、やっぱオンリーワンなお店にしたかったので、内装やロゴのデザインを活かし、普通のバイク屋らしからぬ白バックのシンプルなものに決めた。

 冬はちょっと寒そう、という意見や、他のバイク屋にはない清潔感とかオシャレな雰囲気が入りにくい雰囲気につながらないかという心配はあったんだけど、上級者よりは初心者や女性に来てもらいたいということもあるし、お嫁さんが白い衣装を着るのと似たような意味合い──何色にでも染まりますよ、みたいなニュアンスでもいいかな、と。

た、高い。看板はとにかく高いのだ!

 そしてさぁ発注だ、というところだが…これまた高いのだ! 弟があちこちから見積をとってくれるがどこも駄目だ。予算を掲示した途端に断られたところも数カ所アリ...

 で、この看板。業界ならではのいろいろ特殊な事情というか慣習というか、そんなものがある。バランスもあるし、目立たせたいからお店の幅と同じくらいでドーンと大きく付けたかったのだけど、看板の土台ってメーカーから汎用的なサイズのものが出ていて基本的にはどこもそれを使うとのこと。その分安くはなるということだけど、規定サイズじゃ幅が足りなくイマイチ。コチラから見ればそれでもゼンゼン安くないし...

 他にもやっぱりライトも必要だし、本当はテントも付けたかった。バイクを日光や雨から多少は守れるし、お客さんにも親切だと思うから。

 でも、テントを入れると軽く予算を20〜30万近くオーバーすることがわかり早々に断念することに...。く、悔しい。

【テント付き看板のイメージ図】
テント型の看板とかも考えてみた。テントがあるとなんかオシャレ。

藁にすがる

 うーん、時間がない(2週間切ってる...)。よし隣の不動産屋さんに頼むぞ。なんでも幼なじみが看板屋さんで「安くやってくれるぞ」とのことだったので。会ってみると昔乍らの職人さんという感じでとてもいいおじさんなのはすぐにわかった。そもそも隣の不動産屋さんもめちゃめちゃいい人なのだ。

 紹介してもらった看板屋さんは、何と!全てオーダー通りでなおかつ予算内で仕上げてくれるとのこと。職人の心意気に感動(T-T)

 こうして、藁にすがってまた壁を乗り越えた。ふぅ。あとは待つのみ。

 そして、グッズも出来上がってきた。休むヒマなんてない。次はドキドキの挨拶まわりだ。

第9話:名刺、ステッカー... かなり楽しいグッズ作り!

第11話:同業者にも必要?ドキドキの挨拶まわり

▼ 目次
・ <プロローグ> 始まり。それは一通のメールだった...
・ <第1話> 苦難の店舗探し「バ、バイク屋の前ですか...」
・ <第2話> これしかない!オープン日決定&命名裏話
・ <第3話> SYMとの出会い、そして町田市初の代理店へ
・ <第4話> 飛んでく資金&トンデモ開業計画書?作成へ
・ <第5話> 子供たちのアイドル「軽太郎」やって来る
・ <第6話> 金がなければ足で稼げ!〜汗と涙の店舗作り1
・ <第7話> 環境オタクの野望実現?〜汗と涙の店舗作り2
・ <第8話> ついにロゴ決定!悩みまくったその舞台裏とは
・ <第9話> 名刺、ステッカー... かなり楽しいグッズ作り!
・ <第10話> これまた高いゾ看板!業者探しでも一苦労
・ <第11話> 同業者にも必要?ドキドキの挨拶まわり
・ <第12話> さぁチラシだ!でも、話しが進まず焦りまくり
・ <第13話> 準備万端?看板到着&タウンニュース掲載決定
・ <第14話> ついにオープン!果たしてお客さんは来るのか!?
・ <エピローグ> 感謝の気持ちとバイク屋女将道



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